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Dockerイメージ vvakame/review の使い方

Dockerイメージ vvakame/review の使い方についてまとめておく。 Docker は64bitのLinuxにインストールしてあるものとする。 OSは64bitでないとDockerイメージ vvakame/review は動かない。 PDFの作り方 カレントディレクトリ内にsrcディレクトリがあり、src内に config.yml ファイルを含むソースファイルが置かれているとする。 この時次のコマンドを実行するとsrc内にpdfファイルを生成する。 $ sudo docker run --rm -v `pwd`/src:/work vvakame/review /bin/sh -c "cd /work && review-pdfmaker config.yml" vvakame/review https://hub.docker.com/r/vvakame/review/ 上記コマンドは /bin/sh -c より後ろの部分がRe:VIEWコマンドになっている。 初期ファイルの準備 初期ファイルの作成は次のコマンドで行える。 これはカレントディレクトリ内にprojectdirディレクトリを作成し初期ファイルを配置する。 $ sudo docker run --rm -v $(pwd):/work vvakame/review /bin/sh -c "cd /work && review-init projectdir" イメージのダウンロード Dockerイメージをダウンロードする。 $ sudo docker image pull vvakame/review イメージファイルは2GB程のサイズだった。

Perl/Tk の基本的なこと

X を利用したアプリケーションを作る方法は色々あるが、Tk を用いると簡単に出来る。 Tk - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/Tk_(ツールキット) Tk で作るWindowをどの言語で書くかによって変わってくるが、Tcl/Tkが最も有名かもしれない。 Tcl/Tk - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/Tcl/Tk wish (Windowing Shell) を用いてスクリプトを組むことでグラフィカルなアプリを作れる。 Tclはこのwishで使われるプログラミング言語であり、簡単に使える。かなり多くのシステムに導入されていることもあり、特に何かをインストールせずとも使うことが出来る。 このTclの部分をperlに置き換えたものがPerl/Tkである。 Perl/Tk インストール Perl/Tk は Tcl/Tk と違いデフォルトでインストールされていないことが多い。 ubuntuだと perl-tk をインストールすると使えるようになる。 # apt install perl-tk 取り敢えず作ってみる 次のようなサンプルファイル sample.pl を作る。 sample.pl use utf8; use Tk; # トップウィンドウを作る $top = MainWindow->new(); # ウィンドウ内に文字(ラベル)を表示する $label = $top->Label(-text => "ここに文字を書く")->pack(); # ウィンドウを生成する MainLoop(); ちなみに文字コードは UTF-8 になってる。 $ file sample.pl sample.pl: UTF-8 Unicode text 次のコマンドで実行する。 $ perl sample.pl 実行できる形の sample.pl Shebang を書いて実行ファイルとしても実行できる。 たぶん次のようなファイルになる。 一行目のShebangは環境によって異なるが多くのシステムは多分これで通る。 #!/usr/bin/perl use utf8; use

読み物 Webサイト

オープンソースに纏わる話 『オープンソースソフトウェア 彼らはいかにしてビジネススタンダードになったのか』 https://www.oreilly.co.jp/BOOK/osp/OpenSource_Web_Version/Web_version000106.html オープンソースの源流、VAリサーチ社の黎明期 https://srad.jp/~kazekiri/journal/612044/

tmux の 操作

tmux ( https://github.com/tmux/tmux ) の操作 マニュアルにキー操作が書いてある。 $ man tmux KEY BINDINGS tmux may be controlled from an attached client by using a key combination of a prefix key, ‘C-b’ (Ctrl-b) by default, followed by a command key. The default command key bindings are: C-b Send the prefix key (C-b) through to the application. C-o Rotate the panes in the current window forwards. C-z Suspend the tmux client. ! Break the current pane out of the window. " Split the current pane into two, top and bottom. # List all paste buffers. $ Rename the current session. % Split the current pane into two, left and right. & Kill the current window. ' Prompt for a window index to select. ( Switch the attached client to the previous session. ) Switch the attached client to the next session.

Raspbian の 日本語入力

RaspberryPi Zero WH に日本語変換システムをインストールした。 今まで日本語を入力することがなかったので導入していなかったが、 この度日本語変換システムを導入した。 apt コマンドで検索すると次のようなものがあった。 emacs-mozc/stable 2.23.2815.102+dfsg-4+b1 armhf   Mozc for Emacs fcitx-mozc/stable 2.23.2815.102+dfsg-4+b1 armhf   Mozc engine for fcitx - Client of the Mozc input method ibus-mozc/stable 2.23.2815.102+dfsg-4+b1 armhf   Mozc engine for IBus - Client of the Mozc input method uim-mozc/stable 2.23.2815.102+dfsg-4+b1 armhf   Mozc engine for uim - Client of the Mozc input method ibus-mozc をインストールしてみた。 # apt install ibus-mozc 処理が重くなった。 一時的なものなのか様子を見てみよう。 あまりに重いなら削除予定。

VNCのディスプレイサイズ設定について

以前VNCの設定について書いたが、ディスプレイサイズの変更について書いてなかったのでそれについて書くことにした。 Raspbian に VNC で接続できない https://atsreport.blogspot.com/2019/04/raspbian-vnc.html まず、RaspberryPi に Raspbian をインストール。 設定でVNCを有効にする。 これでVNC接続ができなければ、次も設定する。 VNCの設定にある 「UNIX Password」を 「VNC Password」に変更する。 RaspberryPi にディスプレイを接続していれば、ディスプレイから情報を受け取り、起動時にディスプレイサイズを設定するが、繋いでないとディスプレイサイズをVGAにする。 この為、RaspberryPi に VNC で接続すると画面サイズが小さくなる。 このディスプレイサイズの設定をディスプレイからの情報によらず設定する。 設定ファイルは /boot/config.txt である。 設定ファイルの情報は公式サイト  http://rpf.io/configtxt にある、 このファイルの 27~29行目 にその設定が書かれている。 $ cat /boot/config.txt | head -29 | tail -3 # uncomment to force a specific HDMI mode (this will force VGA) #hdmi_group=1 #hdmi_mode=1 ここの部分を次のように修正する 又は 次を追加する。 hdmi_ignore_edid=0xa5000080 hdmi_group=2 hdmi_mode=16 hdmi_ignore_edid はディスプレイからの情報を無視する設定。 hdmi_group と hdmi_mode はディスプレイのサイズの設定。 各設定は  https://www.raspberrypi.org/documentation/configuration/config-txt/video.md  にかかれている。 修正後は次のようにした。 $ cat /boot/config.txt | head -32

RaspberryPi にて トラブル?

$ uname -a Linux raspberrypi 4.19.75-v7+ #1270 SMP Tue Sep 24 18:45:11 BST 2019 armv7l GNU/Linux RaspberryPi 3B に Raspbian Buster をインストールして更新した。 すると次のような画面が表示された。 パッケージの設定 ┌────────────────────┤ Pending kernel upgrade ├────────────────────┐ │ │ │ Newer kernel available │ │ │ │ The currently running kernel version is 4.19.75-v7+ which is not the expected kernel version 4.19.75-v8+. │ │ │ │ Restarting the system to load the new kernel will not be handled automatically, so you should consider │ │ rebooting.

Markdown とは

Markdown記法 マークダウン記法は ジョン・グルーバー がプレーンテキストメール表記を元に考え出された文章記法。 公式サイト https://daringfireball.net/projects/markdown/ Markdown - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/Markdown 上記サイトではマークダウン記法の説明とマークダウンで書かれたテキストファイルをHTMLへ変換するperlスクリプトが公開されている。 上記サイトではweb上でマークダウン記法を試せる。 GoogleドライブにStackEditでファイルを書くことも出来る。ネットに繋がっていれば色々出来る。技術の発展はすごい。 Googleドライブ https://drive.google.com/ StackEdit https://stackedit.io/

外国からの迷惑メール

迷惑メールが来てた。 ドメイン asn.ed.jp は青森県教育ネットワークのものであり、 IPアドレス 202.184.196.64 はマレーシアのアドレスの模様。 送信日時が時差7時間となっていた。 Date: 19 Nov 2019 04:42:16 +0700 次のサイトによると+7時間の国は次の通り。 インドネシア 西部時間 カンボジア タイ ベトナム モンゴル 西部 ラオス ロシア クラスノヤルスク時間 https://www.time-j.net/WorldTime/Area/Asia マレーシアは+8時間なのでその近くから発信されたものかもしれない。 ビットコインのウォレットについては次のサイトに載っていた。 色んな所に同様のメールを送信している模様。 https://www.bitcoinabuse.com/reports/127eozs1DPZX4CtkPB3LrUAJ8RRvqUPJLd =====ここから===== Return-Path: <gizmobounded@asn.ed.jp> X-Original-To: ---------- Delivered-To: ---------- Received: from [202.184.196.64] (unknown [202.184.196.64]) by ---------- with ESMTP id CF782C6DD05 for <---------->; Mon, 18 Nov 2019 23:04:19 +0900 (JST) Message-ID: <9F96BF7ED6B657171E37F65E3EDF9F96@asn.ed.jp> From: <gizmobounded@asn.ed.jp> To: <----------> Subject: =?utf-8?B?44GZ44GQ44Gr44GK6Kqt44G/44GP44Gg44GV44GE77yB?= Date: 19 Nov 2019 04:42:16 +0700 MIME-Version: 1.0 Content-Type: multipart/alternative; boundary=

ノートPC ( HP Pavilion TouchSmart 10 ) にXubuntuを入れた話

以前、次のような記事を書いた。 Na01mini に Ubuntu 19.04 をインストールした https://atsreport.blogspot.com/2019/06/na01mini-ubuntu-1904.html このときはハードウェアが32bitであった為32bitのUbuntuをインストールすることになった。 今回は次の64bitマシンをSSD化しXubuntuをインストールした。 スペック HP Pavilion TouchSmart 10-e003AU AMD A4-1200 APU (1.0GHz, 1MB L2キャッシュ) 2GB (2GB×1) (1066MHz,DDR3L SDRAM) オンボード AMD Radeon™ HD 8180 グラフィックス 10.1インチワイドHDブライトビュー・タッチディスプレイ (1366×768/最大1677万色) https://jp.ext.hp.com/lib/products/portables/personal/spec_pdf/pavilion_10e-000_touchSmart_dp.pdf もともとWindows8.1(64bit)であったのをWindows10Home(64bit)にアップグレードしてあったが、とても処理が重く使いみちがなかった。 処理が重い理由の1つがHDDだと思ったのでSSD120GBに交換した。 SSDはパソコン工房で2000円で買えた。厚さ7mmでないと入らない。 LITEON PH6-CE120 Pavilion TouchSmart 10-e003AU の分解については色んなページを参考にした。 ドライバは必須だが、スクレイパーが有るといい。無いと分解できなかったかも。 http://ayati.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/pchp-pavilion-1.html https://wakeari.danman.jp/entry/paviion-ts-10-e021au-ssd http://h10032.www1.hp.com/ctg/Manual/c04019490.pdf 交換完了し、最初 FreeBSD12.1 をインストールした。 ところがタッチパネ

i386版 Ubuntuアップグレード(19.04 => 19.10)

以前 Ubuntu19.04 をノートPCにインストールした。 Na01mini にUbuntuをネットワークインストールした。 https://atsreport.blogspot.com/2019/06/na01mini-ubuntu-1904.html Na01mini に Ubuntu をインストールした。 其の2 https://atsreport.blogspot.com/2019/06/na01mini-ubuntu-2.html この度アップグレードを行った。 Na01mini は AtomN270 なので32bit版が稼働している。 通常は do-release-upgrade コマンドで更新が行えるのだが、 i386 は更新できないとのこと。 しょうがないので昔からある方法で更新をした。 まず、現状のシステムを最新の状態にする。 $ sudo apt update $ sudo apt upgrade /etc/apt/sources.list ファイルを修正し更新ファイルのダウンロード元リポジトリを変更。 $ sudo sed -i 's/disco/eoan/g' /etc/apt/sources.list disco 19.04 から eoan 19.10 に変更 リポジトリを変更したら次のコマンドでシステムを更新する。 この処理には結構時間がかかる。 入力待ちになったりするので時々 Yes or No を選択しないといけない。 $ sudo apt update $ sudo apt dist-upgrade 確認すると 19.10 にバージョンアップできた。 $ lsb_release -a No LSB modules are available. Distributor ID: Ubuntu Description:    Ubuntu 19.10 Release:        19.10 Codename:       eoan $ cat /etc/os-release NAME="Ubuntu" VERSION="19.10 (Eoan Ermine)" ID=ubuntu I

CAD等お絵かき系ソフトのリンク (未完成)

何も整理整頓してないリンク集 もう少し整理をいつかしたいとおもい取り敢えず公開する。 2D Jw_cad http://www.jwcad.net/ LeoCAD : https://www.leocad.org/ LEGOブロック組立 LibreCAD:https://librecad.org/ https://femoghalvfems.info/librecad-ja ビルや内装、機械のパーツの設計図 や概略図、図表 SagCAD : http://sagcad.sourceforge.jp/ 機械系 KiCad EDA : http://www.kicad-pcb.org/ (自動電子設計)用 PythonCAD : https://ja.osdn.net/projects/sfnet_pythoncad/ XTrackCAD : http://www.xtrkcad.org/ 鉄道模型向け 線路の図面作成 QCAD:https://www.qcad.org/ 3D OpenSCAD : http://www.openscad.org/ プログラミングで図形を書く Free CAD:https://www.freecadweb.org/ Blender:https://www.blender.org/ NaroCAD : グラフィック Krita : https://krita.org/ GIMP : https://www.gimp.org/ Inkscape : https://inkscape.org/ karbon : https://www.calligra.org/karbon/ Ipe : http://ipe.otfried.org/ xfig : https://www.xfig.org/ LaTeXDraw : http://latexdraw.sourceforge.net/

キーボードのレイアウト

JIS配列のキーボードレイアウトのデータが欲しくて探してみた。 画像だとすぐに見つかったが、CADかepsのデータが欲しくていろいろ調べてみた。 どうやら規格の内容は出版物として出されているようだが、中身はわからなかった。 JIS X 6002:1980 情報処理系けん盤配列 https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11M0090/index/?bunsyo_id=JIS%20X%206002:1980 この時知ったのだが、日本工業規格 は 2019年7月1日 に法改正により 日本産業規格 という名称に変わってた。 取り敢えず、規格について書いてあるページをいくつか探してきた。 けん盤配列にも大いなる関心を https://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/pfutechreview/section3.html キー配列の規格制定史 日本編 ―― JISキー配列の制定に至るまで (安岡 孝一) http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~yasuoka/publications/ISCIE2003.pdf そんな中、CADデータ共有サービス にCADのデータが有った。  CAD-data.com  https://www.cad-data.com/ このあたりを参考にしながらデータを作ってみることにする。 その他の CADデータダウンロードサービス。 Digital-Architex :  https://www.digital-architex.com/ モデラボ :  https://modelabo.net/

最近のアクセス

このブログへのアクセスは、日本から一番多いが次いでアメリカからのアクセスがある。 この辺はまあいいが、何故かウクライナからのアクセスがある。 というか、日本とアメリカとウクライナからのアクセスしか無い。 ウクライナで何かあるのだろうか?

Re:VIEW にて JPGを貼った横に文章を回り込ませたい

Re:VIEW で書籍を作成していると図を貼り込みたくなる。 [公式] Re:VIEW  https://reviewml.org/ 公式サイトのフォーマットガイドによると //image[fugafuga][ほげほげ]{  うわぁぁぁぁ //} と記述すると fugafuga というファイル名をimageディレクトリから探してくる。 詳細はフォーマットガイドで。 Re:VIEW フォーマットガイド https://github.com/kmuto/review/blob/master/doc/format.ja.md#%E5%9B%B3 この時、張り込まれた画像はセンタリングされて表示され、左右に余白が設定される。 この余白部分に文章が回り込むようにしたい。 とりあえず review-compile コマンドで LaTeX ソースが出力されるので見てみる。 $ review-compile --target latex filename.re \begin{reviewimage}%%fugafuga \reviewincludegraphics[width=\maxwidth]{./images/fugafuga.jpg} \reviewimagecaption{ほげほげ} \label{image:filename:fugafuga} \end{reviewimage} reviewimage環境が画像を貼っているようだ。 Re:VIEW フォーマットガイドによると //embed を用いると LaTeXコマンドがかけるようなので次のように書いてみた。 //embed[latex]{     \begin{wrapfigure}{r}{5cm}         \centering         \includegraphics[width=5cm]{./images/fugafuga.jpg}         \caption{ほげほげ}         \label{fugafuga}     \end{wrapfigure} //} これでページ右側に画像が貼られ、左側には文章が回り込んだ。 \begin{wrapfigure}{r}{5cm} 上の部分の{r}

Docker イメージの作り方

図を書く必要ができた。 絵ではなく製図でもなくフローチャートのような図なので、 そこまで細かく書く必要はない。 CADを使いたかったのだが、どれが良いかわからない。 そこでDockerを使ってテストを行うことにした。 とりあえずaptコマンドでCADを検索してみると次のようなパッケージが見つかった。 LibreCAD:https://librecad.org/ SagCAD : http://sagcad.sourceforge.jp/ KiCad EDA : http://www.kicad-pcb.org/ PythonCAD : https://ja.osdn.net/projects/sfnet_pythoncad/ OpenSCAD : http://www.openscad.org/ 次のパッケージもあったが今回は除外した。 LeoCAD : https://www.leocad.org/ LEGOブロック組立 XTrackCAD : http://www.xtrkcad.org/ 鉄道模型用 そもそも DockerHub に有れば作る必要もないのでまず検索してみた。 # docker search cad すると caddy 関連のイメージがたくさん引っかかったが、CADは見当たらなかった。 というわけで Dockerイメージを作ることにした。 イメージの作り方は次の方法がある。 ベースとなるイメージからコンテナを作り、その中にログインしパッケージをインストール。 その後コンテナからイメージを作成する。 Dockerfileに上記の順序を記述し自動的にイメージを作成 今回は次のサイトを参考にDockerfileからイメージを作成した。 [参考] Dockerfileとdocker buildコマンドでDockerイメージの作成 https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1407/08/news031.html 今回は次のようなDockerfileを作った。 $ cat Dockerfile FROM ubuntu RUN apt update RUN apt install librecad -y CMD ["

Steam で Windows用ゲームを起動してみた on Lubuntu19.04

VirtualBox にLubuntuをインストールした。 そのLubuntu 上に Steamクライアントを入れて Windows用ゲームを動かしてみた。 Lubuntu の環境は次の通り。GuestAdditionsは導入済み。 $ uname -a Linux Lubuntu 5.0.0-32-generic #34-Ubuntu SMP Wed Oct 2 02:06:48 UTC 2019 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux $ cat /etc/os-release                                                                      NAME="Ubuntu" VERSION="19.04 (Disco Dingo)" まず、Steamクライアントのインストール。 $ sudo apt install steam この後、Steamを起動するとファイルをダウンロードが始まる。 少し時間がかかる。 起動後、メニューバーより [Steam] - [Settings] を選択。 interface の中にある English を Japanese に変更すると日本語になる。 [Steam] - [Settings](又は [設定])を選択。 Steam Play を選び、「他のすべてのタイトルでSteamPlayを有効化」にチェックを入れると Windows用ゲーム が動かせるようになる。実際に動作するかはわからないが・・・。 取り敢えず次の無料ゲームは動いた。 仮想環境上なので取り敢えず動いたというレベルだが。 Transformice https://store.steampowered.com/app/335240/Transformice/ ねずみを操り、チーズを巣穴に運ぶゲーム。 Brawlhalla https://store.steampowered.com/app/291550/Brawlhalla/ スマッシュブラザーズのようなアクションゲーム。

Re:VIEWをDockerで動かそうとしたらエラーが出て動かなかった話

前回、組版補助システム Re:VIEW をUbuntuにインストールしてみた。 Re:VIEW の環境構築 on Ubuntu https://atsreport.blogspot.com/2019/10/review-on-ubuntu.html 最低限の動作を確認できたので、Docker上で動かしてみた。 OSは Ubuntu19.04。 Dockerのインストール $ sudo apt install docker.io Docker Hub より ubuntu イメージを取得 $ sudo docker image pull ubuntu ubuntu イメージよりコンテナを作成し起動 $ sudo docker container run --rm -it ubuntu bash 上記コマンドはubuntuイメージよりコンテナを作成しbashを起動する。 --rm オプション ・・・ bash終了時コンテナを削除 -it オプション・・・  コンソールにbashを表示 Re:VIEW は vvakame/review イメージを使うのが一般的な模様。 次のコマンドでコンテナ内のbashを起動してみたが、エラーが表示された。 $ sudo docker container run --rm -it vvakame/review bash standard_init_linux.go:211: exec user process caused "exec format error" "exec format error" は実行できない物があるときに表示されるようである。 検索すると起動時に実行する ENTRYPOINTスクリプトファイルに不備があると表示されるとのこと。 実際の原因は、こちらの環境が 32bit OS であったのでプログラムが実行できなかった模様。 これに気づくのにだいぶかかった。 Dockerfile を見てみたが不自然なことがなかった。 https://github.com/vvakame/docker-review なのでベースファイルであるdebian単体で動かしても起動することもあり、なかなか気づけなかった。そういえばDo

Re:VIEW の環境構築 on Ubuntu

Re:VIEW とは書籍の組版ツールである。 Re:VIEW形式のファイルから EPUB や PDF を作成する事が出来る。 技術系同人誌作成などでよく使われている。 Re:VEIW は Ruby で書かれており、PDF生成は TeX を用いている。 ReVIEW wiki https://github.com/kmuto/review/wiki Re:VIEW ナレッジベース https://review-knowledge-ja.readthedocs.io/ja/latest/ ここでは、Ubuntu に最低限のインストール手順を示す。 バージョンは Ubuntu 18.04.3 LTS で最小インストール。 Ruby と TeX をインストールする。 $ sudo apt install ruby texlive-lang-japanese texlive-latex-extra Re:VIEW をインストールする。 $ sudo gem install review 以上でインストールは終了。 動作を確認してみる。 testdir というプロジェクトディレクトリを作る。 $ review-init testdir ディレクトリを移動する。 $ cd testdir EPUB ファイルを作る。 $ rake epub PDF ファイルを作る。 $ rake pdf 本文の内容は catalog.yml ファイルで指定する。 本全体の設定は config.yml で行う。 [参考] 第548回 書籍制作を支援するソフトウェア「Re:VIEW」を使う https://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0548 dockerを用いたRe:VIEW環境を使うことも多いようだが、 一長一短なので都合の良い方法を取ればいいだろう。

git-branch のページャーを無効にする

gitのコマンドはブランチを表示する。 $ git branch しかし、ページャーで表示されるのが邪魔なのでページャーを無効にする。 $ git config --global pager.branch false もし今後必要になれば有効にすればいいと思うが、そもそもパイプでlessにでも渡せばいいだけなので有効にすることはないだろう。 .gitconfigファイルが次のようになていればpagerが無効になる。 $ cat .gitconfig                                                        [pager]         branch = false

Sandbox のせいで VirtualBox が起動しなくなった。

VirtualBox の仮想マシンを起動するとエラーが表示された。 エラーは次のような表示であった。 仮想マシン"Lubuntu"のセッションを開けませんでした。 Call to WHvSetupPartition failed: ERROR_SUCCESS (Last=0xc000000d/87) (VERR_NEM_VM_CREATE_FAILED). 終了コード : E_FAIL (0x80004005) コンポーネント: ConsoleWrap インターフェース: IConsole {872da645-4a9b-1727-bee2-5585105b9eed} 原因は Windows10 の Sandbox を有効にした為だった。 他にも WSL (Windows Subsystem for Linux) 等 Hyper-V を利用するWindowsの機能を有効にするとVirtualBoxやVMware等が動かなくなるようである。 対処方法は次のサイトを参考にした。 Windows10上のVirtualBoxがエラー吐いた時の備忘録 https://qiita.com/reef1217/items/e760b6e4078dedc0b434 Windows10でVirtualBox上の仮想マシンが動かなくなってしまった時 https://www.takosuke.net/windows10%E3%81%A7virtualbox%E4%B8%8A%E3%81%AE%E4%BB%AE%E6%83%B3%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%81%8C%E5%8B%95%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%9F/ Windows Sandboxをインストールしてから、仮想化ソフトの仮想マシンが起動しなくなりました。【Ver1903】 https://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/all/windows/5d8c563a-cec4-4fa5-8c95-79e5ba48bf79 具体的には次の

ホスト側のファイルをsandbox内にコピー

ホストOS内にあるプログラムをsandboxにインストール sandboxの設定は以下の方法 Windows Sandbox を使えるようにする。 https://atsreport.blogspot.com/2019/09/windows-sandbox.html sandbox内のネットワークはホストのOSを経由して外につながる。 ブラウザはEdgeが入っているのでそれでウェブブラウジングできる為、 インターネットからファイルはダウンロードできる。 ホストOS内のファイルをsandbox内にコピーするために sandbox内のadministratorを有効にしパスワードを設定する。 コマンドプロンプトから次を実行。 net user administrator /active:yes 次のコマンドでパスワードを password に設定。 net user administrator password 次のコマンドでsandboxのIPアドレスを調べる。 ipconfig     IPv4 アドレス . . . . . . . . . . . .: 192.168.63.162    サブネット マスク . . . . . . . . . .: 255.255.255.240    デフォルト ゲートウェイ . . . . . . .: 192.168.63.161 これでsamdbox内の administrator のパスワードとIPアドレスが分かった。 ホストOSのエクスプローラに次のアドレスを入力する。 \\192.168.63.162\c$ このとき、administrator と password を入力する必要がある。 このアドレスは 192.168.63.162 のコンピュータのCドライブを表している。 これによりホストOS側からsandbox内のCドライブ内にアクセスできる。 ホストOS側からsandboxのCドライブ直下にプログラムを配置し、 sandbox内から実行するとインストールできる。

Windows Sandbox を使えるようにする。

Windows用のプログラムをダウンロードしたが、 インストールのテストをしたいので仮想環境内で試したい。 そこでsandboxを立ち上げてみた。 ==========  [追記] VMwareやVirtualBoxを利用するならSandboxを有効にしないほうがいい https://atsreport.blogspot.com/2019/09/sandbox-virtualbox.html ========== Windows Sandboxを使うためにまず機能を有効にする。 「Windows10のバージョンが1903以降でない」または「Windows10 Home」であればこの機能は使えない。 次のページを参考にした。 [参考] あやしいソフトも安全・気軽に試せる「Windows サンドボックス」 https://forest.watch.impress.co.jp/docs/shseri/win10may2019/1182586.html Sandboxは[Windows の機能の有効化または無効化]から設定をする。 設定後は再起動する。 +++++ [Windows の機能の有効化または無効化]ウィンドウの開き方 [Windows]+[R]キーを押して[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開き“optionalfeatures.exe”と入力して[OK] または [スタートメニュー]の中の[Windowsシステムツール] - [コントロールパネル]を選択。 開いたウィンドウの中から[プログラムと機能]を選択。 開いたウィンドウの左にある[Windows の機能の有効化または無効化]を選択。 または [スタートメニュー]から[Windows の設定]を開き、[アプリ]を選択。ウィンドウを下にスクロールし、[プログラムと機能]を選択。 開いたウィンドウの左にある[Windows の機能の有効化または無効化]を選択。 +++++ 再起動後、スタートメニューから [Windows Sandbox] を選択。 初回起動は少し時間がかかるが立ち上がるとwindowsの画面がウィンドウの中に開かれる。

Webページ で右クリックできないときの対処法

Webページで右クリックできない時がある。 色々可能性があるが、javascriptで禁止しているサイトについては次の方法で対処できる。 ブックマークバーなどに新規でブックマークを作る。 ブックマークのURLに次の1文を書き入れ保存する。 javascript:alert('右クリック禁止を禁止!'); document.body.oncontextmenu=''; document.oncontextmenu=''; document.onmousedown=''; void(0) 右クリック出来ないサイトでこのブックマークを開くと右クリックが出来るようになる。 仕組みとしては、javascript で次のような事が書かれていると 右クリックしたときのメニューが表示されない。 oncontextmenu="return false" その為、false が返されないようにすれば右クリックメニューが表示される。 [参考] イベントで「右クリック禁止」を禁止してみよう (3/4) https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1001/07/news105_3.html 初心者のためのJavaScript入門 https://www.atmarkit.co.jp/ait/series/2485/

自動ログイン on Lubuntu

Lubuntu 19.04 の 自動ログインを設定してみた。 グラフィカルログインを自動で行うようにしたいが、 ユーザー設定 の中に自動ログインの設定がない。 そこでコマンドラインから設定してみた。 まず、ログインをするときに使用しているディスプレイマネージャを確認する。 $ cat /etc/X11/default-display-manager /usr/bin/sddm sddm を使っているので、sddm の自動ログインを設定する。 OSは systemd で動いていると設定ファイルがないようなので作成する。 # sddm --example-config > /etc/sddm.conf.d/sddm.conf この設定ファイルに Autologin について書いてあるのでここにユーザ名を入力。 $ head /etc/sddm.conf.d/sddm.conf [Autologin] # Whether sddm should automatically log back into sessions when they exit Relogin=false # Name of session file for autologin session (if empty try last logged in) Session= # Username for autologin session User= ここの User= にユーザ名を書き込み保存後、再起動すると自動でログインされる。

WTGLログ U-boot の状態

起動中に Hit any key to stop autoboot: 3 と表示されているときに何かキーを押すとフラッシュロムに入っているU-bootのコマンドプロンプトに変わる。 ここでは設定されている情報を見ることが出来る。 ? でコマンド一覧を見ることが出来る。 Marvell>> ? ? - alias for 'help' base - print or set address offset board_info -show board information. boot - boot default, i.e., run 'bootcmd' bootd - boot default, i.e., run 'bootcmd' bootend - with micon. send bootend. bootm - boot application image from memory bootp - boot image via network using BootP/TFTP protocol bubt - Burn an image on the Boot Flash. buzzer - with micon. buzzer command. cmp - memory compare cp - memory copy cpumap - Display CPU memory mapping settings. crc32 - checksum calculation date - get/set/reset date & time diskboot- boot from IDE device echo - echo args to console erase - erase FLASH memory ext2load- load binary file from a Ext2 filesystem ext2ls- list files in a directory (default /) fan_control - with micon. fan control .

WTGLログ シャットダウン時 on シリアルコンソール

LS-WTGL v1 シリアルコンソール上で poweroff コマンドを実行後のログ。 root@LS-WTGL405:~# poweroff Starting pid 3781, console /dev/ttyS0: '/etc/init.d/rcDown' root@LS-WTGL405:~# --- rcDown --- ===== exec:shutdown_start.sh ===== called shutdown_start /etc/init.d/shutdown_start.sh err: ===== exec:shutdown_proc.sh ===== Save current configuration files delete unnecessary samba lock files on //etc/samba/lock... tar: Removing leading `/' from member names tar: Removing leading `/' from member names Stop daemonwatch:done. Stop logchkd:killall: logchkd: no process killed done. Stop lsprcvd:Stop services: crondStop inetd:done. Stop errormon:killall: errormon: no process killed done. Stop clientUtil_server:rm: cannot remove `/var/run/clientUtil_server-eth0.pid': No such file or directory Message from syslogd@LS-WTGL405 at Thu Aug 29 01:51:00 2019 ... LS-WTGL405 clientUtil_server[1432]: ap_serv_exit() exit ap_servd. code=15 Shutting down FTPD services: killall: proftpd: no process killed Shu

WTGLログ 起動時 on シリアルコンソール

LS-WTGL v1 電源投入からログインプロンプトが表示されるまで。 ファームウェア は 1.10β が当ててある。 https://www.buffalo.jp/product/detail/software/ls-w2.0tgl_r1.html 不具合があったような気がするが今は問題なく起動する。 HDDは 500GB × 2本 が入れてある。 IPアドレスは DHCP で割り振られている。 buffalo_change_power_status > Read 0x5c buffalo_change_power_status > Writing 0x3a Marvell Serial ATA Adapter Integrated Sata device found Device 0: OK Model: Hitachi HDP725050GLA360 Firm: GM4OA52A Ser#: GEA530RE29H7ZE Type: Hard Disk Supports 48-bit addressing Capacity: 476938.9 MB = 465.7 GB (976771055 x 512) Device 1: OK Model: Hitachi HDP725050GLA360 Firm: GM4OA52A Ser#: GEA530RE294P1E Type: Hard Disk Supports 48-bit addressing Capacity: 476940.0 MB = 465.7 GB (976773168 x 512) Using device ide0, partition 1 Loading from block device ide device 0, partition 1: Name: hda1 Type: U-Boot File:/initrd.buffalo 5665448 bytes read Using device ide1

WTGLログ 起動前の表示 on シリアルコンソール

Linkstation LS-WTGL v1 にシリアルケーブルをつなぎ電源を接続したときに表示されるログ。 スペックなどがわかる。 SoC チップ : 88F5182 A2 CPU : ARM926 (Rev 0)  400Mhz メモリ : 64MB Orion1 CPU = Low > Checking hardware info ... === Strap status : 0x00002030 === === H/W boardId : 0x13 === === boardId : 0x18 === === micon_support: off === > OK. === BUFFALO LS-WTGL/R1 U-Boot. === ** LOADER ** ** BUFFALO BOARD: BUFFALO_BOARD_LS_WTGL/R1 LE (CFG_ENV_ADDR=fffff000) U-Boot 1.1.1 (Jan 7 2008 - 21:04:08) Marvell version: 1.12.1 - TINY Buffalo Version: 1.13-1.00 DRAM CS[0] base 0x00000000 size 64MB DRAM Total size 64MB [256kB@fffc0000] Flash: 256 kB Addresses 20M - 0M are saved for the U-Boot usage. Mem malloc Initialization (20M - 16M): Done Soc: 88F5182 A2 CPU: ARM926 (Rev 0) running @ 400Mhz Orion 1 streaming disabled SysClock = 250Mhz , TClock = 166Mhz USB 0: host mode PCI 0: PCI Express Root Complex Interface PCI 1: Conventional PCI, speed = 33000000 Net: egiga0 [PRIME] Using 88E1118 phy

NAS Linkstation LS-WTGL を触っていて・・・

ここ数ヶ月ほど、Buffalo の NAS Linkstation LS-WTGL を触っていた。 理由は以前書いた次の記事に関係する。 Windows10 から NAS に接続できない https://atsreport.blogspot.com/2018/03/windows10-nas.html Microsoftが セキュリティ上の問題から 2017年秋のWindows10のアップデートで SMB1.0 をデフォルトで無効に設定した。 Win10にデフォルトでない状態で機能はあるのでそれを有効にする事ができる。 手元にある NAS は LS-WTGL Version1 である。 背面にUSBポートが2つあるものは Version2 で、 USBポートが1つしか無いものがVersion1である。 初期のNASということもあり、sambaサーバは SMB1.0 でファイル共有を行うので、 Win10からはそのままではアクセスできない。 ハードウェア上壊れていないのでソフトウェアを変えてWin10からアクセスできるようにしようといろいろ調べては作業を行っていた。 ネット上には Linkstation に Debian Linux をインストールしている記事が多くあり、 調べてみると次のようなファイルが有った。 http://ftp.debian.org/debian/dists/stretch/main/installer-armel/20170615+deb9u6/images/orion5x/network-console/buffalo/ls-wtgl/ このファイルは Debian をインストールするためのもので、LS-WTGL 向けのようだ。 また、NetBSDをインストールした記事もあった。 Linkstation LS-XHLでNetBSD7を試す https://qiita.com/t-yoshi/items/6c4031d55301fcdee969 英語で書かれた記事なら FreeBSD をインストールしたものもあった。 FreeBSD on the LinkStation Live, part 1: the hardware https://blog.tjd.phlegethon.o

Ubuntu19.04 に Dokcer をインストールしてみた

ふと Docker をインストールしてみたくなったのでその手順をまとめる。 Dockerとは、仮想環境の一つでOSの一部を仮想化するし高速に起動する。 以下のサイト等を参照。下記サイトはCentOSにインストールしている。 さくらナレッジ Docker とは https://knowledge.sakura.ad.jp/13265/ Docker には、 無償版のDocker CE (Docker Community Edition) と 商用版 Docker EE (Docker Enterprise Edition)がある。 ここでは Docker CE を導入する。 導入手順は Docker のマニュアルに従った。 https://docs.docker.com/install/linux/docker-ce/ubuntu/ Ubuntu 19.04 なのでそれに従う。 まず、導入前の環境を整える。 次のコマンドで必要なプログラムの導入をする。 $ sudo apt update $ sudo apt install apt-transport-https ca-certificates  curl  gnupg-agent software-properties-common リポジトリを追加するので GPGキー を登録。 $ curl -fsSL https://download.docker.com/linux/ubuntu/gpg | sudo apt-key add - 次のコマンドで導入したキーのフィンガープリントを確認できる。 $ sudo apt-key fingerprint 0EBFCD88 リポジトリを登録する。 CPUを選択し、stable nightly test から一つ選ぶ。 よほどのことがない限り stable を選択する。 $ sudo add-apt-repository "deb [arch=amd64] https://download.docker.com/linux/ubuntu $(lsb_release -cs) stable" あとは Docker-CE のインストールを行う。 $ sud

webサイトが開けなくなった。

nginx で公開しているWebサイトがブラウザで見られなくなった。 このWebサーバは nginx + Let's Encrypt でhttps接続をするように設定してあるが、 開くと次のようなエラーが表示される ========== このサイトは安全に接続できません 無効な応答が送信されました。 ERR_SSL_PROTOCOL_ERROR ========== 三日前に表示できたのに突如上記表示がされるようになった。 19-7-22 表示できた 19-7-24 cronによりLet's Encryptの自動更新 19-7-25 表示できない 調べると自動更新後から見れなくなっている可能性が高い。 取り敢えず次のサイトを参考に対処した。 [参考] Let's Encryptの自動更新でERR_SSL_PROTOCOL_ERROR発生 https://qiita.com/MasaGon/items/c6719e723e9fb57e3a4f 結論をいえば、 Let's Encrypt導入時に自動的に作られたファイルを修正した。 修正したファイル  /etc/nginx/conf.d/default.access.conf 追加した内容  ssl_session_tickets  off; この一行を追加してnginxを再起動したら復旧した。 原因はセッションの手続きに問題があったようだ。 https://github.com/jwilder/nginx-proxy/issues/580 この件を調べている最中にSSLのテストを行うサイトで確認をした。 [参考] Chromeで「このサイトは安全に接続できません」となり接続エラーとなる場合の解除方法は?  https://aprico-media.com/posts/1592 SSL Server Test  https://www.ssllabs.com/ssltest/ SSL Server Test では SSLの証明書に登録されているドメイン名について色々調べてくれるようだ。

Linux において コンソール (Textログイン) で日本語を表示する

Linux のコンソールでは、フレームバッファを使い日本語を表示することができる。 多くのLinuxでは通常グラフィカル環境をセットアップするのであまり影響ないかもしれない。 グラフィカルの画面で Ctrl + Alt + F1 等を押したり、XをインストールしなかったりするとCUIの画面のみを触ることになる。 しかし、日本語設定になっていると ( LANG=ja_JP.UTF-8 ) エラーメッセージに日本語が出力されるが表示できない。 $ man sl sl ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ この状態を避けるためには、日本語を出力しない 又は 日本語を表示できるようにする。 日本語を出力しないように英語の出力をするためには次のコマンドを実行する。 $ LANG=C このコマンドは一時的なのでログアウトするとまた元に戻る。 日本語を表示出来るようにするには、フレームバッファを用いると表示できる。 次のような仮想コンソールがあるようだが、fbterm をインストールした。 fbterm  https://code.google.com/archive/p/fbterm/ jfbterm  https://ja.osdn.net/projects/jfbterm/ kmscon  https://github.com/dvdhrm/kmscon zhcon  http://zhcon.sourceforge.net/ 以下はUbuntuでの話。 まず、インストール。 # apt install fbterm fbtermを実行するユーザをvideoグループに追加。 # gpasswd -a [username] video 該当ユーザでログインしfbtermを起動。 $ fbterm これでコンソールで日本語が表示されるようになる。

Linuxのランレベルとsystemd の関係と 切り替え方

Linux にはランレベルと言う物がある。 モードによりシステムの動作が変わるのでどんな状況で動いているかがわかる。 systemd が導入されるとこのランレベルに変わるものが導入された。 どの様にランレベルを変更できるか下記に記述する。 ランレベル /etc/inittab 0 電源オフ 1 シングルユーザモード 2 マルチユーザモード(ネットワークはオフ) 3 マルチユーザモード(ネットワークはオン) 4 未使用 5 グラフィカルモード 6 再起動 現在のランレベルは次のコマンドで確認できる。 $ runlevel 一時的な変更は次のコマンドで行う。次の例は ランレベルを1に変更する例。 # init 1 恒久的に変更するためには /etc/inittab を修正する必要がある。 次のように記述されているなら次回起動時はランレベル3になる。 id:3:initdefault: systemd では管理の仕方が変わりランレベルは次のようになった。 0 -> poweroff.target 1 -> rescue.target 3 -> multi-user.target 5 -> graphical.target 6 -> reboot.target 2と4に対応するものは無い。 このtargetファイルは /etc/systemd/ に色々ファイルが有り、 この中のファイルは /lib/systemd の中のファイルのシンボリックファイルになっている。 /etc/systemd/system/default.target は何のファイルのシンボリックリンクになっているかでランレベルが決まる。 現在のランレベルは次のコマンドで確認できる。 $ runlevel または、次のコマンドでも確認できる。 $ systemctl get-default systemctl で表示されるのは、現在セットされている内容を見ているので 厳密には今のランレベルというわけではない。 一時的にランレベルを変更するのは次のコマンド。 # systemctl isolate graphical.target または次のコマンドでも変更できる。 # ini

ftpコマンドでサーバーからファイルをダウンロードする

ftpコマンドでサーバーからファイルをダウンロードしたい。 昔、Windowsでバッチファイルを組んで使っていたが忘れてしまったので、 それを思い出しながらまとめてみた。 ftpコマンドには -n オプションがある。 このオプションは自動起動しないようにするオプションなので、 このオプションを付けて起動したftpコマンドにリダイレクトで必要な操作を与える。 $ ftp -n < ftpfile このときの ftpfile ファイルは操作する内容を書いておく。 === ftpfile === open FTPSERVER user USERNAME PASSWORD prompt bin get GETFILENAME mget GET*FILE*NAME quit === ftpfile === 1行目はログイン先のftpサーバの指定 2行目はログイン名とパスワードの設定 (例えば ユーザ名 anonymous パスワード anony@example.com) この後ログインした後の操作を記述する。 [参考]ftpコマンド処理を自動化したい https://www.itmedia.co.jp/help/tips/linux/l0462.html

Ubuntu で RAIDディスクをマウントする

謎のHDDが見つかった。 データを確認するためWindowsにつなぐもマウントされず。 これは extとかffsの辺りかなと思い、Linux(Ubuntu)に繋ぐ。 しかし、自動マウントされない。 取り敢えずマウントする。 # mount /dev/sdb1 /mnt/disk すると'linux_raid_member'とエラー表示された。 ということで、まずファイルシステムを確認。 # parted -l このコマンドでファイルシステムが表示される。 また、Gparted でも表示される。 そこでRAIDディスクを扱うためにmdadmパッケージをインストール。 # apt install mdadm ネットでは mountコマンドの -t オプションで明示的にファイルシステムを指定するとマウントできると書いてあったのでそれを試すとマウントできた。 # mount -t ext3 /dev/sdb1 /mnt/disk 内容を確認すると不要なデータだったのでデータを削除する。 # shred -v /deb/sdb この処理はとても時間がかかるので普段使わないコンピュータで処理をした。

Ubuntu で exFAT をマウントする

Windowsで160GBのHDDをフォーマットした。 ファイルシステムは NTFSとexFAT が選択できたので、exFAT にした。 このHDDを Ubuntu でマウントしようとすると  未知のファイルシステムタイプ 'exfat' です. とエラーが出る。 調べるとパッケージを導入する必要があるようだ。 # apt-get install exfat-fuse exfat-utils exfat-fuse と exfat-utils の2つをインストールすれば、 exFATを認識できるようになった。

Ubuntu テキストログインしたときに日本語表示する

Ubuntu 19.04をインストールした。 次のコマンドでテキストログインになりXは起動させない。 # systemctl set-default multi-user.target グラフィカルログインをしていた時と比べると 使用するメモリが400MBほど少なくなった。 GUIはLXQtをインストールしてある。 テキストログインすると日本語が読めない。 ネットワーク上のファイルは日本語で書かれていたりするので 日本語が表示できないのは辛い。 そこでfbtermをインストールした。 # apt install fbterm フレームバッファは /dev/fb0 を使うのでこれにアクセスできないといけない。 この為、自分自身をvideoグループに所属させた。 $ usermod -aG video USERNAME これで fbterm を入力すると画面が切り替わり日本語が表示できるようになる。 各種設定は .fbtermrc ファイルにする。 フォントの指定などが行える。 取り敢えずフォントサイズを少し大きくしておいた。 また、自動で起動するようにも設定した。 次の内容を .bashrc に追加した。 case "$TERM" in linux*)     fbterm     ;; *)     ;; esac これで自動的にfbtermが起動する。

Na01mini に Ubuntu をインストールした。 其の2

Na01mini にUbuntuをネットワークインストールした。 https://atsreport.blogspot.com/2019/06/na01mini-ubuntu-1904.html 最低限のシステムのインストールをした後、 ウインドウシステム OpenBox とインストールし、 日本語フォント fonts-ipafont、fonts-ipaexfontをいれ、 タスクバー tint2 をインストールしてみた。 ディスプレイマネージャやファイルマネージャ、 各種アプリをインストールするのが面倒になったので、 結局LXQtをインストールした。 統合環境なので一括で色々入ったが重くなった。 そこで、グラフィカルログインをやめた。 現在の設定は次のコマンドで確認できる。 $ systemctl get-default graphical.target この設定を次のように変更する # systemctl set-default multi-user.target Created symlink /etc/systemd/system/default.target → /lib/systemd/system/multi-user.target. これにより再起動をするとCUIログインになる。 もしウィンドウマネージャを変更したいのなら次のコマンドを使うらしい。 # update-alternatives --config x-session-manager