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Linux において コンソール (Textログイン) で日本語を表示する

Linux のコンソールでは、フレームバッファを使い日本語を表示することができる。

多くのLinuxでは通常グラフィカル環境をセットアップするのであまり影響ないかもしれない。
グラフィカルの画面で Ctrl + Alt + F1 等を押したり、XをインストールしなかったりするとCUIの画面のみを触ることになる。

しかし、日本語設定になっていると ( LANG=ja_JP.UTF-8 ) エラーメッセージに日本語が出力されるが表示できない。

$ man sl
sl ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


この状態を避けるためには、日本語を出力しない 又は 日本語を表示できるようにする。

日本語を出力しないように英語の出力をするためには次のコマンドを実行する。
$ LANG=C
このコマンドは一時的なのでログアウトするとまた元に戻る。


日本語を表示出来るようにするには、フレームバッファを用いると表示できる。
次のような仮想コンソールがあるようだが、fbterm をインストールした。

fbterm https://code.google.com/archive/p/fbterm/
jfbterm https://ja.osdn.net/projects/jfbterm/
kmscon https://github.com/dvdhrm/kmscon
zhcon http://zhcon.sourceforge.net/

以下はUbuntuでの話。

まず、インストール。
# apt install fbterm

fbtermを実行するユーザをvideoグループに追加。
# gpasswd -a [username] video

該当ユーザでログインしfbtermを起動。
$ fbterm

これでコンソールで日本語が表示されるようになる。












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