リンクステーションのファームを初期のものに置き換える作業を行った。
リンクステーションはLS-WTGL ver.1 である。USBが一つしかないタイプ。
CentOS8を使い復旧を行った。
電源を入れると赤いランプが点滅する状態。
この状態はbootファイルが読み込めないと起きる。
初期化したい場合は /boot ディレクトリ内にある次のファイルの名前を変えると発生する。
この状態でリセットスイッチを長押しするとEMモードに入る。
EMモードはTFTPサーバ(192.168.11.1)からファームウェアをダウンロードして実行するモード。
これを利用し、初期ファームウェアを導入する。
https://atsreport.blogspot.com/2020/05/tftp-on-centos-8.html
TFTPサーバを立てる。
上の記事通りなら、/var/lib/tftpboot がtftpサービスで公開される。
配信用の2つのファイルをこのディレクトリに配置する。
uImage.buffalo 、 initrd.buffalo
IPアドレスを192.168.11.1に変更しておく。
次のコマンドを使うと比較的簡単に変更できる。
# nmtui
この段階でリンクステーションのリセットスイッチを押すとファイルを拾いに来る。
その様子は次のコマンドで確認できる。
なお、標準でtftpサーバは69番ポートを利用する。
$ ss -u
LAN内なら数秒でサーバからデータを持っていくので
その後、リンクステーション内の構築が自動的に行われる。
赤いランプが点滅し、HDのアクセス音が聞こえてくると設定中である。
しばらくすると設定は完了する。
特に問題なければ無効にしておいてもいい。
# systemctl stop firewalld
tftpサービスが立ち上がっているか確認してみる。
必要に応じて立ち上げる。
# systemctl start tftp.socket
# systemctl start tftp.service
再起動し設定を確認してみる。
リンクステーションのシステムが壊れていないのなら、
リンクステーションのMACアドレスに割り振られたIPアドレスをDHCPサーバで確認し、
このアドレスにブラウザでアクセスする。
ログインは次のアカウントで行う。
ユーザ名 admin
パスワード password
必要に応じてRAIDの設定などを行う。
HDDのデータが壊れているのなら、
ファームウェアの更新を行うとフォーマットを行い初期化される。
Windows向けのプログラムになっているのでWineで動作させる。
ファームウェアの圧縮ファイルの中にある設定ファイル LSUpdater.ini のバージョンチェックフラグを次のように書き換える必要がある。
VersionCheck = 0
LS-WTGL ファームウェア ダウンロード
https://www.buffalo.jp/product/detail/software/ls-w2.0tgl_r1.html
公式ファームウェアのソースコード
http://opensource.buffalo.jp/ls-wtgl-103.html
しばらくすると webブラウザからアクセスできるようになる。
リンクステーションはLS-WTGL ver.1 である。USBが一つしかないタイプ。
CentOS8を使い復旧を行った。
初期状態
Debianを入れようとして試行錯誤していたが放ったらかしになっていた。電源を入れると赤いランプが点滅する状態。
この状態はbootファイルが読み込めないと起きる。
初期化したい場合は /boot ディレクトリ内にある次のファイルの名前を変えると発生する。
- uImage.buffalo
- initrd.buffalo
この状態でリセットスイッチを長押しするとEMモードに入る。
EMモードはTFTPサーバ(192.168.11.1)からファームウェアをダウンロードして実行するモード。
これを利用し、初期ファームウェアを導入する。
ファームウェア配信用サーバの準備
TFTPサーバーを導入 on CentOS 8https://atsreport.blogspot.com/2020/05/tftp-on-centos-8.html
TFTPサーバを立てる。
上の記事通りなら、/var/lib/tftpboot がtftpサービスで公開される。
配信用の2つのファイルをこのディレクトリに配置する。
uImage.buffalo 、 initrd.buffalo
IPアドレスを192.168.11.1に変更しておく。
次のコマンドを使うと比較的簡単に変更できる。
# nmtui
この段階でリンクステーションのリセットスイッチを押すとファイルを拾いに来る。
その様子は次のコマンドで確認できる。
なお、標準でtftpサーバは69番ポートを利用する。
$ ss -u
LAN内なら数秒でサーバからデータを持っていくので
その後、リンクステーション内の構築が自動的に行われる。
赤いランプが点滅し、HDのアクセス音が聞こえてくると設定中である。
しばらくすると設定は完了する。
うまくいかない場合
firewall を確認しておく。特に問題なければ無効にしておいてもいい。
# systemctl stop firewalld
tftpサービスが立ち上がっているか確認してみる。
必要に応じて立ち上げる。
# systemctl start tftp.socket
# systemctl start tftp.service
再起動し設定を確認してみる。
設定が完了後
設定が完了するとDHCPサーバからIPアドレスを受け取る。リンクステーションのシステムが壊れていないのなら、
リンクステーションのMACアドレスに割り振られたIPアドレスをDHCPサーバで確認し、
このアドレスにブラウザでアクセスする。
ログインは次のアカウントで行う。
ユーザ名 admin
パスワード password
必要に応じてRAIDの設定などを行う。
HDDのデータが壊れているのなら、
ファームウェアの更新を行うとフォーマットを行い初期化される。
Windows向けのプログラムになっているのでWineで動作させる。
ファームウェアの圧縮ファイルの中にある設定ファイル LSUpdater.ini のバージョンチェックフラグを次のように書き換える必要がある。
VersionCheck = 0
LS-WTGL ファームウェア ダウンロード
https://www.buffalo.jp/product/detail/software/ls-w2.0tgl_r1.html
公式ファームウェアのソースコード
http://opensource.buffalo.jp/ls-wtgl-103.html
しばらくすると webブラウザからアクセスできるようになる。
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