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IPアドレスを固定にする方法 と /etc/resolv.conf の設定を変更する方法 on Raspbian

RaspberryPiのネットワーク環境がDHCPでIPを割り振る状況で動作させていたが、
アドレスの固定を行った。
Raspbianの環境は以下の通り。

$ cat /etc/os-release 
PRETTY_NAME="Raspbian GNU/Linux 10 (buster)"
NAME="Raspbian GNU/Linux"
VERSION_ID="10"
VERSION="10 (buster)"
VERSION_CODENAME=buster
ID=raspbian
ID_LIKE=debian
HOME_URL="http://www.raspbian.org/"
SUPPORT_URL="http://www.raspbian.org/RaspbianForums"
BUG_REPORT_URL="http://www.raspbian.org/RaspbianBugs"

$ cat /etc/debian_version 
10.3

$ uname -a
Linux dc 4.19.97-v7+ #1294 SMP Thu Jan 30 13:15:58 GMT 2020 armv7l GNU/Linux



IPアドレスを固定にするのは /etc/dhcpcd.conf を書き換えることで行える。
/etc/dhcpcd.conf には次のような例がコメントとして書かれている。

# Example static IP configuration:
#interface eth0
#static ip_address=192.168.0.10/24
#static ip6_address=fd51:42f8:caae:d92e::ff/64
#static routers=192.168.0.1
#static domain_name_servers=192.168.0.1 8.8.8.8 fd51:42f8:caae:d92e::1


Raspberry Pi を無線で接続している場合、インタフェースはwlan0になるはず。
下の設定は次の様な設定になっている。

  • 固定化するためにIPアドレスを指定
  • Routerのアドレス
  • DNS Servers のアドレス
  • DNS Search のドメイン名
  • IPv6を無効

interface wlan0
static ip_address=192.168.0.11/24
static routers=192.168.0.1
static domain_name_servers=192.168.0.1
static domain_search=example.jp
noipv6





この設定から /etc/resolv.conf が生成されている模様。
resolv.conf は次のように生成された。

$ cat /etc/resolv.conf
# Generated by resolvconf
search example.jp
nameserver 192.168.0.1


resolv.conf には次の文が書かれているのでresolvconfコマンドが生成しているようだ。
# Generated by resolvconf

resolvconfの設定ファイル /etc/resolvconf.conf には次のように書かれている。

$ cat /etc/resolvconf.conf 
# Configuration for resolvconf(8)
# See resolvconf.conf(5) for details

resolv_conf=/etc/resolv.conf
# If you run a local name server, you should uncomment the below line and
# configure your subscribers configuration files below.
#name_servers=127.0.0.1

# Mirror the Debian package defaults for the below resolvers
# so that resolvconf integrates seemlessly.
dnsmasq_resolv=/var/run/dnsmasq/resolv.conf
pdnsd_conf=/etc/pdnsd.conf
unbound_conf=/var/cache/unbound/resolvconf_resolvers.conf

ローカルネームサーバを参照するのなら、
中程にある name_servers のコメントを外す模様。

再起動後には次のように生成された。

$ cat /etc/resolv.conf
# Generated by resolvconf
search example.jp
nameserver 127.0.0.1


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