Raspberry Pi Zero WH を買ったので、Raspbian のセットアップをしてみた。
まず、次のものを準備した。
2 は、Raspberry Pi Zero の映像出力用端子は miniHDMI なのでそのために必要。
今回はTVに出力していたのでHDMI用のケーブルだが、
出力先の端子がminiHDMIであれば、miniHDMI-miniHDMIのケーブルが必要。
3 は、Raspberry Pi Zero のUSB端子はマイクロUSB端子が1つのみなので、
ここにUSB機器を接続するためには、マイクロUSBをUSBに変換する物が必要。
4 は、Raspberry Pi Zero を操作するためマウスをキーボードをつなげた。
今回インストールした Raspbian は CUI だったので、キーボードだけでよかった。
5 は、マイクロUSBより電源供給するために必要。
6 は、OSインストール用。
公式サイトより Raspbian Stretch Lite (2019-04-08) をダウンロードした。
https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/
※ インストール方法は下記に示す方法の他にNOOBSを利用する方法がある。
NOOBSを用いる場合は上記ファイルではなく、
次のアドレスからファイルを持ってくる必要がある。
https://www.raspberrypi.org/downloads/noobs/
この方法は手続きは簡単だが時間がかかるらしい。
Raspbian Stretch Lite を Linux 上でマイクロSDカードに書き込む。
#dd if=./2019-04-08-raspbian-stretch-lite.img of=/dev/sdb bs=1M
※ windows上で書き込むならソフトが必要。例 Win32DiskImager、Etcher など
今回用意したマイクロSDカードは 16GB であるが、
Raspbian Stretch Lite をインストール直後のディスク使用量は 約1GB だった。
ただし、2019-04-08-raspbian-stretch-lite.img は 2GB弱あるので、
用意するマイクロSDは最低でも2GB必要。
書き込みが終われば、Raspberry Pi Zero にセットし、ケーブル類をつなぐ。
この時、一番最後に電源用のマイクロUSBケーブルを差し込む。
画面に文字が表示され、「5秒後再起動する」を英語で表示される。
この間に2GBより大きいマイクロSDを使用していると、
最大容量まで使えるように設定してくれている。
自動的に再起動がかかり、画面に文字がたくさん流れる。
そして、次の行が表示されて入力待ちとなる。
raspberrypi login:
ここでユーザー名とパスワードを入力する。(ユーザー名 pi パスワード raspberry)
raspberrypi login: pi
Password: (<- ここは入力しても表示されない)
正しいパスワードを入力できれば、次の表示で入力待ちになる。
pi@raspberrypi :~ $
ここまでできればインストールは終了。
ここから設定を行う。
※ 入力したコマンドなどは、キーボードの上を押すと履歴が順に表示される。
また、Shift を押しながら PgUp を押すと画面から流れていった表示が見られる。
基本的な設定は次のコマンドを実行して設定できる。
pi@raspberrypi:~ $ sudo raspi-config
とりあえず設定するのは、
raspi-config コマンドでグラフィカルな設定ができるが、
以下では直接設定する方法を示す。
次のコマンドで現在の設定が見れる。
$ localectl status
キーボードの設定。
使用するキーボードが us以外なら設定を行う。
日本語キーボードなら次のコマンドを入力。
$ localectl set-keymap jp106
システムロケールの設定。
日本語 UTF-8 に設定するなら次のコマンドを入力。
$ localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8
piユーザのパスワード変更。
pi@raspberrypi :~ $ passwd
このコマンドを実行すると 今のパスワードを聞かれる。
Changing password for pi.
(current) UNIX password:
ここで今のパスワード raspberry を入力すると
新しいパスワードをきいてくるので2回入力する。
(current) UNIX password: (<- ここは入力しても表示されない)
Enter new UNIX password: (<- ここは入力しても表示されない)
Retype new UNIX password: (<- ここは入力しても表示されない)
正しく入力できるとパスワードが変更されるが、
単純すぎると怒られるのでそれなりのパスワードに変更する。
Wi-Fiの設定。
OSのアップデートをするためにもネットワークに接続しておく必要があるので、
無線LAN の設定をする。
まず、接続したいアクセスポイントの SSID と 暗号化キー(Wi-Fiパスワード) が必要。
SSID は 次のコマンドで検索ができる。
$ iwlist scan
暗号化キーはアクセスポイントに登録したものを調べておく必要がある。
SSIDと暗号化キーは次のファイルに書き込む。
/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
SSID: esesaideli 暗号化キー: angoukakii として次のコマンドを入力すると書き込む形式で出力される。
$ wpa_passphrase esesaideli angoukakii
network={
ssid="esesaideli"
#psk="angoukakii"
psk=3edd5a592b47eac22dd771e6344d2669b5678f1aa22890fe0c19a8d3d48deaa2
}
これを wpa_supplicant.conf に書き込むため、次を実行する。
$ sudo sh -c "sudo wpa_passphrase esesaideli angoukakii >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf"
ネットワークがつながればOSのアップデートをかける。
まず、データの更新を行う。
$ sudo apt update
更新が終わればOSのアップデートをする。
$ sudo apt upgrade
以上で初期設定が終了。
まず、次のものを準備した。
- Raspberry Pi Zero WH 本体
- HDMI-miniHDMI ケーブル
- マイクロUSBオス - USBメス ケーブル
- USBハブ、USBマウス、USBキーボード
- マイクロUSBオス - USBオス ケーブル と USB電源アダプタ
- マイクロSDカード
2 は、Raspberry Pi Zero の映像出力用端子は miniHDMI なのでそのために必要。
今回はTVに出力していたのでHDMI用のケーブルだが、
出力先の端子がminiHDMIであれば、miniHDMI-miniHDMIのケーブルが必要。
3 は、Raspberry Pi Zero のUSB端子はマイクロUSB端子が1つのみなので、
ここにUSB機器を接続するためには、マイクロUSBをUSBに変換する物が必要。
4 は、Raspberry Pi Zero を操作するためマウスをキーボードをつなげた。
今回インストールした Raspbian は CUI だったので、キーボードだけでよかった。
5 は、マイクロUSBより電源供給するために必要。
6 は、OSインストール用。
公式サイトより Raspbian Stretch Lite (2019-04-08) をダウンロードした。
https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/
※ インストール方法は下記に示す方法の他にNOOBSを利用する方法がある。
NOOBSを用いる場合は上記ファイルではなく、
次のアドレスからファイルを持ってくる必要がある。
https://www.raspberrypi.org/downloads/noobs/
この方法は手続きは簡単だが時間がかかるらしい。
Raspbian Stretch Lite を Linux 上でマイクロSDカードに書き込む。
#dd if=./2019-04-08-raspbian-stretch-lite.img of=/dev/sdb bs=1M
※ windows上で書き込むならソフトが必要。例 Win32DiskImager、Etcher など
今回用意したマイクロSDカードは 16GB であるが、
Raspbian Stretch Lite をインストール直後のディスク使用量は 約1GB だった。
ただし、2019-04-08-raspbian-stretch-lite.img は 2GB弱あるので、
用意するマイクロSDは最低でも2GB必要。
書き込みが終われば、Raspberry Pi Zero にセットし、ケーブル類をつなぐ。
この時、一番最後に電源用のマイクロUSBケーブルを差し込む。
画面に文字が表示され、「5秒後再起動する」を英語で表示される。
この間に2GBより大きいマイクロSDを使用していると、
最大容量まで使えるように設定してくれている。
自動的に再起動がかかり、画面に文字がたくさん流れる。
そして、次の行が表示されて入力待ちとなる。
raspberrypi login:
ここでユーザー名とパスワードを入力する。(ユーザー名 pi パスワード raspberry)
raspberrypi login: pi
Password: (<- ここは入力しても表示されない)
正しいパスワードを入力できれば、次の表示で入力待ちになる。
pi@raspberrypi :~ $
ここまでできればインストールは終了。
ここから設定を行う。
※ 入力したコマンドなどは、キーボードの上を押すと履歴が順に表示される。
また、Shift を押しながら PgUp を押すと画面から流れていった表示が見られる。
基本的な設定は次のコマンドを実行して設定できる。
pi@raspberrypi:~ $ sudo raspi-config
とりあえず設定するのは、
- キーボード
- パスワード
- Wi-Fi
raspi-config コマンドでグラフィカルな設定ができるが、
以下では直接設定する方法を示す。
次のコマンドで現在の設定が見れる。
$ localectl status
キーボードの設定。
使用するキーボードが us以外なら設定を行う。
日本語キーボードなら次のコマンドを入力。
$ localectl set-keymap jp106
システムロケールの設定。
日本語 UTF-8 に設定するなら次のコマンドを入力。
$ localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8
piユーザのパスワード変更。
pi@raspberrypi :~ $ passwd
このコマンドを実行すると 今のパスワードを聞かれる。
Changing password for pi.
(current) UNIX password:
ここで今のパスワード raspberry を入力すると
新しいパスワードをきいてくるので2回入力する。
(current) UNIX password: (<- ここは入力しても表示されない)
Enter new UNIX password: (<- ここは入力しても表示されない)
Retype new UNIX password: (<- ここは入力しても表示されない)
正しく入力できるとパスワードが変更されるが、
単純すぎると怒られるのでそれなりのパスワードに変更する。
Wi-Fiの設定。
OSのアップデートをするためにもネットワークに接続しておく必要があるので、
無線LAN の設定をする。
まず、接続したいアクセスポイントの SSID と 暗号化キー(Wi-Fiパスワード) が必要。
SSID は 次のコマンドで検索ができる。
$ iwlist scan
暗号化キーはアクセスポイントに登録したものを調べておく必要がある。
SSIDと暗号化キーは次のファイルに書き込む。
/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
SSID: esesaideli 暗号化キー: angoukakii として次のコマンドを入力すると書き込む形式で出力される。
$ wpa_passphrase esesaideli angoukakii
network={
ssid="esesaideli"
#psk="angoukakii"
psk=3edd5a592b47eac22dd771e6344d2669b5678f1aa22890fe0c19a8d3d48deaa2
}
これを wpa_supplicant.conf に書き込むため、次を実行する。
$ sudo sh -c "sudo wpa_passphrase esesaideli angoukakii >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf"
ネットワークがつながればOSのアップデートをかける。
まず、データの更新を行う。
$ sudo apt update
更新が終わればOSのアップデートをする。
$ sudo apt upgrade
以上で初期設定が終了。
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