スキップしてメイン コンテンツに移動

NASがクラッシュした為、ディスクを大容量に変え再度構築した

ここ数日NAS関係で手間取っていたが、どうやら一段落ついた。

流れとしては、
  1. NASがクラッシュ
  2. 大容量ディスクでリビルド
  3. データ移行
 という感じだった。
その時の記事はこちら。

Linux 上で RAID1 の HDD を一つだけマウントする
https://atsreport.blogspot.com/2018/03/linux-raid1-hdd.html

samba を用いて Linux クライアントから Windows 共有フォルダを参照する
https://atsreport.blogspot.com/2018/03/samba-linux-windows.html

Windows10 から NAS にアクセスできない
https://atsreport.blogspot.com/2018/03/windows10-nas.html



データを一時的にLinuxクライアントに繋いだHDDにBackupをしていたのでこれを
# cp -rpv
コマンドでコピーした。

何度か分けてコピーしたので、間違えてしまった様でパーミッションがバラバラになっていた。
この為、一括でファイルには644をディレクトリには755を設定した。

NASにsshでログインして設定したのだが、コマンドがBusyboxだったので、コマンドがなかったり、オプションがなかったり。

取り敢えず、次のコマンドでパーミッションを変更した。

ファイルのパーミッションを644に変更
# find . -type f | sed -e 's/ /\\ /g' -e 's/-/\\-/g' -e 's/,/\\,/g' -e 's/\[/\\\[/g'    -e 's/\]/\\\]/g'  -e 's/'\''/\\'\''/g' | xargs chmod 644

ディレクトリのパーミッションを755に変更
# find . -type d | sed -e 's/ /\\ /g' -e 's/-/\\-/g' -e 's/,/\\,/g' -e 's/\[/\\\[/g'    -e 's/\]/\\\]/g'  -e 's/'\''/\\'\''/g' | xargs chmod 755

Windowsで作ったファイル名なので、いろんな文字が入っていてこれらを少しずつエスケープしていった。

sed コマンドがシングルクォート( ' )しか使えず、ここに記したコマンドはダブルクォート( ” )を含んでいない。


NASでNASをマウントして見れるようにしたときに、日本語の文字コードが合わずとても文字化けしてくれたので、マウント時に iocharset=utf8 を付ける必要があった。
# mount -t cifs -o user=iocharset=utf8 //マウントしたいNASのIP/~ /マウントポイント/


コメント

このブログの人気の投稿

Ubuntu で RAIDディスクをマウントする

謎のHDDが見つかった。 データを確認するためWindowsにつなぐもマウントされず。 これは extとかffsの辺りかなと思い、Linux(Ubuntu)に繋ぐ。 しかし、自動マウントされない。 取り敢えずマウントする。 # mount /dev/sdb1 /mnt/disk すると'linux_raid_member'とエラー表示された。 ということで、まずファイルシステムを確認。 # parted -l このコマンドでファイルシステムが表示される。 また、Gparted でも表示される。 そこでRAIDディスクを扱うためにmdadmパッケージをインストール。 # apt install mdadm ネットでは mountコマンドの -t オプションで明示的にファイルシステムを指定するとマウントできると書いてあったのでそれを試すとマウントできた。 # mount -t ext3 /dev/sdb1 /mnt/disk 内容を確認すると不要なデータだったのでデータを削除する。 # shred -v /deb/sdb この処理はとても時間がかかるので普段使わないコンピュータで処理をした。

Perl/Tk の基本的なこと

X を利用したアプリケーションを作る方法は色々あるが、Tk を用いると簡単に出来る。 Tk - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/Tk_(ツールキット) Tk で作るWindowをどの言語で書くかによって変わってくるが、Tcl/Tkが最も有名かもしれない。 Tcl/Tk - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/Tcl/Tk wish (Windowing Shell) を用いてスクリプトを組むことでグラフィカルなアプリを作れる。 Tclはこのwishで使われるプログラミング言語であり、簡単に使える。かなり多くのシステムに導入されていることもあり、特に何かをインストールせずとも使うことが出来る。 このTclの部分をperlに置き換えたものがPerl/Tkである。 Perl/Tk インストール Perl/Tk は Tcl/Tk と違いデフォルトでインストールされていないことが多い。 ubuntuだと perl-tk をインストールすると使えるようになる。 # apt install perl-tk 取り敢えず作ってみる 次のようなサンプルファイル sample.pl を作る。 sample.pl use utf8; use Tk; # トップウィンドウを作る $top = MainWindow->new(); # ウィンドウ内に文字(ラベル)を表示する $label = $top->Label(-text => "ここに文字を書く")->pack(); # ウィンドウを生成する MainLoop(); ちなみに文字コードは UTF-8 になってる。 $ file sample.pl sample.pl: UTF-8 Unicode text 次のコマンドで実行する。 $ perl sample.pl 実行できる形の sample.pl Shebang を書いて実行ファイルとしても実行できる。 たぶん次のようなファイルになる。 一行目のShebangは環境によって異なるが多くのシステムは多分これで通る。 #!/usr/bin/perl use utf8; use...

自動ログイン on Lubuntu

Lubuntu 19.04 の 自動ログインを設定してみた。 グラフィカルログインを自動で行うようにしたいが、 ユーザー設定 の中に自動ログインの設定がない。 そこでコマンドラインから設定してみた。 まず、ログインをするときに使用しているディスプレイマネージャを確認する。 $ cat /etc/X11/default-display-manager /usr/bin/sddm sddm を使っているので、sddm の自動ログインを設定する。 OSは systemd で動いていると設定ファイルがないようなので作成する。 # sddm --example-config > /etc/sddm.conf.d/sddm.conf この設定ファイルに Autologin について書いてあるのでここにユーザ名を入力。 $ head /etc/sddm.conf.d/sddm.conf [Autologin] # Whether sddm should automatically log back into sessions when they exit Relogin=false # Name of session file for autologin session (if empty try last logged in) Session= # Username for autologin session User= ここの User= にユーザ名を書き込み保存後、再起動すると自動でログインされる。