以前NASがクラッシュしたと書いた。
https://atsreport.blogspot.jp/2017/06/aspire-l5100-nas-qnap.html
RAID5からデータを吸い出すのは結構手間で、一応4本のHDDを一つのPCに繋いでデータを抜き出す作業が面倒だった。
たまたま、使っていたPCがSATAポートの空きが6つもあったので、これに4本を繋いでLinux(OpenSUSE)で見てみると自動的にRAID5のドライブとして6TBのHDを認識した。
今までは2TBを4本つなぎ、RAID5のNASを運用しており、物置に物を放り込むが如く、なんでもNASに入れていたので、5TB以上のデータが保存されていた。重複したデータやゴミデータもたくさんあった。
この大量のデータを一旦移し替えるのに、交換用で準備してあったHDDや、ディスクエラーが出て交換したHDDに移動した。
この最中にディスクエラーの出ていたHDDは1本クラッシュしてしまった。(※)
データを無事に別の場所に保存できたので、RAIDの構成について考える。
そもそもの経緯は以下のような感じである。
デイスクをPC( OpenSUSE )に4本繋いだときはちゃんと中身が見れた。
以上のことから、障害耐性を高めるため、RAID5をやめることにした。
2TB 4本のHDDを繋いでいる為、RAIDの候補は次の3つに絞った。
この3つの中で最も障害耐性が高い。
どの2本HDDがクラッシュしてもデータは取り出せる。
3本クラッシュするとデータは失う。
[RAID10]
障害耐性はRAID1を2つ作る場合と同じか、ちょっと低い。
2本のHDDがクラッシュしても運が良ければデータは守られるが、
運が悪いとすべてのデータを失う。
3本クラッシュするとデータは失う。
[RAID1 + RAID1]
障害耐性はRAID10と同じぐらい。
2本のHDDがクラッシュした場合、運が悪ければ半分のデータを失う。
3本クラッシュしても半分のデータは取り出せる。
上記の障害耐性はHDDについての話しであり、NAS自身については考慮していない。
今使用している QNAP TS の機器は5年以上使っているので、
機器自身が使えなくなった時の復旧についても考える必要がある。
UPSを繋いでないため、停電や雷等での故障も考えられる。
この為、QNAPが故障してもデータ復旧の容易さも考慮し、RAID1 を 2組作ることにする。
自分自身でRAID6の2本のHDDからデータを抜き出すより、
RAID1のHDD1本 からデータを取り出すほうが簡単だから。
ということで、4本のディスクが乗せられるのに、2本づつでRAID1を組む。
RAID6やRAID10に比べるとデメリットとして、2TB×2 と容量が別れてしまうがしょうがない。
今回の復旧のためにかなりの時間を割いたことを考えると、安易に複雑なRAIDを導入する気になれない。
どうせ大したデータもないので2TB程データを削って、新しいNASへデータを移すことにしよう。
(※)
この途中でクラッシュしたHDDからデータを取り出すのに難儀した。
ext3 のHDDだったので、extundelete コマンドで取り出したが、
800GB程取り出すのに10時間程かかった。
https://atsreport.blogspot.jp/2017/06/aspire-l5100-nas-qnap.html
RAID5からデータを吸い出すのは結構手間で、一応4本のHDDを一つのPCに繋いでデータを抜き出す作業が面倒だった。
たまたま、使っていたPCがSATAポートの空きが6つもあったので、これに4本を繋いでLinux(OpenSUSE)で見てみると自動的にRAID5のドライブとして6TBのHDを認識した。
今までは2TBを4本つなぎ、RAID5のNASを運用しており、物置に物を放り込むが如く、なんでもNASに入れていたので、5TB以上のデータが保存されていた。重複したデータやゴミデータもたくさんあった。
この大量のデータを一旦移し替えるのに、交換用で準備してあったHDDや、ディスクエラーが出て交換したHDDに移動した。
この最中にディスクエラーの出ていたHDDは1本クラッシュしてしまった。(※)
データを無事に別の場所に保存できたので、RAIDの構成について考える。
そもそもの経緯は以下のような感じである。
- 4本中 1本のHDDにエラーが出たため、ディスク交換
- 交換後自動でリビルド
- その後、ファームウェアの更新
- 再起動後、データの一部が見えなくなる
デイスクをPC( OpenSUSE )に4本繋いだときはちゃんと中身が見れた。
以上のことから、障害耐性を高めるため、RAID5をやめることにした。
2TB 4本のHDDを繋いでいる為、RAIDの候補は次の3つに絞った。
- RAID6 (4TB)
- RAID10 (4TB)
- RAID1 (2TB) + RAID1 (2TB)
この3つの中で最も障害耐性が高い。
どの2本HDDがクラッシュしてもデータは取り出せる。
3本クラッシュするとデータは失う。
[RAID10]
障害耐性はRAID1を2つ作る場合と同じか、ちょっと低い。
2本のHDDがクラッシュしても運が良ければデータは守られるが、
運が悪いとすべてのデータを失う。
3本クラッシュするとデータは失う。
[RAID1 + RAID1]
障害耐性はRAID10と同じぐらい。
2本のHDDがクラッシュした場合、運が悪ければ半分のデータを失う。
3本クラッシュしても半分のデータは取り出せる。
上記の障害耐性はHDDについての話しであり、NAS自身については考慮していない。
今使用している QNAP TS の機器は5年以上使っているので、
機器自身が使えなくなった時の復旧についても考える必要がある。
UPSを繋いでないため、停電や雷等での故障も考えられる。
この為、QNAPが故障してもデータ復旧の容易さも考慮し、RAID1 を 2組作ることにする。
自分自身でRAID6の2本のHDDからデータを抜き出すより、
RAID1のHDD1本 からデータを取り出すほうが簡単だから。
ということで、4本のディスクが乗せられるのに、2本づつでRAID1を組む。
RAID6やRAID10に比べるとデメリットとして、2TB×2 と容量が別れてしまうがしょうがない。
今回の復旧のためにかなりの時間を割いたことを考えると、安易に複雑なRAIDを導入する気になれない。
どうせ大したデータもないので2TB程データを削って、新しいNASへデータを移すことにしよう。
(※)
この途中でクラッシュしたHDDからデータを取り出すのに難儀した。
ext3 のHDDだったので、extundelete コマンドで取り出したが、
800GB程取り出すのに10時間程かかった。
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