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10月, 2019の投稿を表示しています

Re:VIEW にて JPGを貼った横に文章を回り込ませたい

Re:VIEW で書籍を作成していると図を貼り込みたくなる。 [公式] Re:VIEW  https://reviewml.org/ 公式サイトのフォーマットガイドによると //image[fugafuga][ほげほげ]{  うわぁぁぁぁ //} と記述すると fugafuga というファイル名をimageディレクトリから探してくる。 詳細はフォーマットガイドで。 Re:VIEW フォーマットガイド https://github.com/kmuto/review/blob/master/doc/format.ja.md#%E5%9B%B3 この時、張り込まれた画像はセンタリングされて表示され、左右に余白が設定される。 この余白部分に文章が回り込むようにしたい。 とりあえず review-compile コマンドで LaTeX ソースが出力されるので見てみる。 $ review-compile --target latex filename.re \begin{reviewimage}%%fugafuga \reviewincludegraphics[width=\maxwidth]{./images/fugafuga.jpg} \reviewimagecaption{ほげほげ} \label{image:filename:fugafuga} \end{reviewimage} reviewimage環境が画像を貼っているようだ。 Re:VIEW フォーマットガイドによると //embed を用いると LaTeXコマンドがかけるようなので次のように書いてみた。 //embed[latex]{     \begin{wrapfigure}{r}{5cm}         \centering         \includegraphics[width=5cm]{./images/fugafuga.jpg}         \caption{ほげほげ}         \label{fugafuga}     \end{wrapfigure} //} これでページ右側に画像が貼られ、左側には文章が回り込んだ。 \begin{wrapfigure}{r}{5cm} 上の部分の{r}

Docker イメージの作り方

図を書く必要ができた。 絵ではなく製図でもなくフローチャートのような図なので、 そこまで細かく書く必要はない。 CADを使いたかったのだが、どれが良いかわからない。 そこでDockerを使ってテストを行うことにした。 とりあえずaptコマンドでCADを検索してみると次のようなパッケージが見つかった。 LibreCAD:https://librecad.org/ SagCAD : http://sagcad.sourceforge.jp/ KiCad EDA : http://www.kicad-pcb.org/ PythonCAD : https://ja.osdn.net/projects/sfnet_pythoncad/ OpenSCAD : http://www.openscad.org/ 次のパッケージもあったが今回は除外した。 LeoCAD : https://www.leocad.org/ LEGOブロック組立 XTrackCAD : http://www.xtrkcad.org/ 鉄道模型用 そもそも DockerHub に有れば作る必要もないのでまず検索してみた。 # docker search cad すると caddy 関連のイメージがたくさん引っかかったが、CADは見当たらなかった。 というわけで Dockerイメージを作ることにした。 イメージの作り方は次の方法がある。 ベースとなるイメージからコンテナを作り、その中にログインしパッケージをインストール。 その後コンテナからイメージを作成する。 Dockerfileに上記の順序を記述し自動的にイメージを作成 今回は次のサイトを参考にDockerfileからイメージを作成した。 [参考] Dockerfileとdocker buildコマンドでDockerイメージの作成 https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1407/08/news031.html 今回は次のようなDockerfileを作った。 $ cat Dockerfile FROM ubuntu RUN apt update RUN apt install librecad -y CMD ["

Steam で Windows用ゲームを起動してみた on Lubuntu19.04

VirtualBox にLubuntuをインストールした。 そのLubuntu 上に Steamクライアントを入れて Windows用ゲームを動かしてみた。 Lubuntu の環境は次の通り。GuestAdditionsは導入済み。 $ uname -a Linux Lubuntu 5.0.0-32-generic #34-Ubuntu SMP Wed Oct 2 02:06:48 UTC 2019 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux $ cat /etc/os-release                                                                      NAME="Ubuntu" VERSION="19.04 (Disco Dingo)" まず、Steamクライアントのインストール。 $ sudo apt install steam この後、Steamを起動するとファイルをダウンロードが始まる。 少し時間がかかる。 起動後、メニューバーより [Steam] - [Settings] を選択。 interface の中にある English を Japanese に変更すると日本語になる。 [Steam] - [Settings](又は [設定])を選択。 Steam Play を選び、「他のすべてのタイトルでSteamPlayを有効化」にチェックを入れると Windows用ゲーム が動かせるようになる。実際に動作するかはわからないが・・・。 取り敢えず次の無料ゲームは動いた。 仮想環境上なので取り敢えず動いたというレベルだが。 Transformice https://store.steampowered.com/app/335240/Transformice/ ねずみを操り、チーズを巣穴に運ぶゲーム。 Brawlhalla https://store.steampowered.com/app/291550/Brawlhalla/ スマッシュブラザーズのようなアクションゲーム。

Re:VIEWをDockerで動かそうとしたらエラーが出て動かなかった話

前回、組版補助システム Re:VIEW をUbuntuにインストールしてみた。 Re:VIEW の環境構築 on Ubuntu https://atsreport.blogspot.com/2019/10/review-on-ubuntu.html 最低限の動作を確認できたので、Docker上で動かしてみた。 OSは Ubuntu19.04。 Dockerのインストール $ sudo apt install docker.io Docker Hub より ubuntu イメージを取得 $ sudo docker image pull ubuntu ubuntu イメージよりコンテナを作成し起動 $ sudo docker container run --rm -it ubuntu bash 上記コマンドはubuntuイメージよりコンテナを作成しbashを起動する。 --rm オプション ・・・ bash終了時コンテナを削除 -it オプション・・・  コンソールにbashを表示 Re:VIEW は vvakame/review イメージを使うのが一般的な模様。 次のコマンドでコンテナ内のbashを起動してみたが、エラーが表示された。 $ sudo docker container run --rm -it vvakame/review bash standard_init_linux.go:211: exec user process caused "exec format error" "exec format error" は実行できない物があるときに表示されるようである。 検索すると起動時に実行する ENTRYPOINTスクリプトファイルに不備があると表示されるとのこと。 実際の原因は、こちらの環境が 32bit OS であったのでプログラムが実行できなかった模様。 これに気づくのにだいぶかかった。 Dockerfile を見てみたが不自然なことがなかった。 https://github.com/vvakame/docker-review なのでベースファイルであるdebian単体で動かしても起動することもあり、なかなか気づけなかった。そういえばDo

Re:VIEW の環境構築 on Ubuntu

Re:VIEW とは書籍の組版ツールである。 Re:VIEW形式のファイルから EPUB や PDF を作成する事が出来る。 技術系同人誌作成などでよく使われている。 Re:VEIW は Ruby で書かれており、PDF生成は TeX を用いている。 ReVIEW wiki https://github.com/kmuto/review/wiki Re:VIEW ナレッジベース https://review-knowledge-ja.readthedocs.io/ja/latest/ ここでは、Ubuntu に最低限のインストール手順を示す。 バージョンは Ubuntu 18.04.3 LTS で最小インストール。 Ruby と TeX をインストールする。 $ sudo apt install ruby texlive-lang-japanese texlive-latex-extra Re:VIEW をインストールする。 $ sudo gem install review 以上でインストールは終了。 動作を確認してみる。 testdir というプロジェクトディレクトリを作る。 $ review-init testdir ディレクトリを移動する。 $ cd testdir EPUB ファイルを作る。 $ rake epub PDF ファイルを作る。 $ rake pdf 本文の内容は catalog.yml ファイルで指定する。 本全体の設定は config.yml で行う。 [参考] 第548回 書籍制作を支援するソフトウェア「Re:VIEW」を使う https://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0548 dockerを用いたRe:VIEW環境を使うことも多いようだが、 一長一短なので都合の良い方法を取ればいいだろう。

git-branch のページャーを無効にする

gitのコマンドはブランチを表示する。 $ git branch しかし、ページャーで表示されるのが邪魔なのでページャーを無効にする。 $ git config --global pager.branch false もし今後必要になれば有効にすればいいと思うが、そもそもパイプでlessにでも渡せばいいだけなので有効にすることはないだろう。 .gitconfigファイルが次のようになていればpagerが無効になる。 $ cat .gitconfig                                                        [pager]         branch = false